ドクトル波動
自己紹介
高橋秀則
プロフィール
・東京大学医学部医学科卒業
・英国オクスフォード大学医学部大学院卒
・前帝京大学医学部麻酔科教授
・前帝京平成大学
ヒューマンケア学部鍼灸学科教授
専門は麻酔科、ペインクリニック、緩和ケアだったが
現在では波動医学に準拠しつつ、東洋医学(漢方薬、鍼灸、気功)を主に用いた診断治療を行っている。
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道なき道を東奔西走
卒業後10年くらいより漢方医学の勉強を独学で始め、舌や脈、腹などを診て患者さんの状態を評価する方法に不思議な魅力を感じました。傷寒論などの古典に出てくる理論は全く科学的ではないがとても実践的で、実際理論通りに漢方薬を投与すると今まで改善しなかった患者さんを良くすることが出来るようになりました。しかし、特に専門であるペインクリニックに来る難治性疼痛の患者さんの中には漢方薬でも解決のできない問題を抱えている方もいて、悩む場面はなくなりませんでした。
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転機の兆候
卒後15年くらいして鍼の勉強を始めました。きっかけは中澤弘先生という、千葉大出身米国ボルチモア州で開業をしている鍼灸医師(元は外科医)が年1回日本で開いている鍼のセミナーに参加したことでした。実際の患者さんを目の前で鍼を打って次々と良くする技を目の当たりにして「これだ!」と膝を打ったものです。本格的に勉強をしたいと思い日本の鍼灸学校の週末コースにも顔を出し、そこで浅川要先生という中医鍼灸の大家にも出会い勉強させてもらいました。また中澤弘先生が師と仰ぐJ. Helms先生が開催している、米国カリフォルニア州で鍼の研修コースにも参加して世界で評価されている実践的鍼治療も学ばせてもらいました。臨床の場でも鍼を用いて患者さんに喜んでもらえるケースが増えました。
ある時師匠である中澤弘先生の米国での臨床を見学する機会に恵まれました。1日に20人以上の患者さんを一人で治療して回る先生の手際の良さとスタミナに感心したものでしたが、中澤先生がふと「妻の診療も見学しないか」と言われました。聞けば中澤先生でも手に負えない患者さんを自然療法士である奥様が診られているとのこと。外科でも鍼灸でもなんともならない患者さんを奥様はどうしているのだろうと半信半疑で見学させてもらいましたが、そこで患者さんの指でリングを作りそれを開閉して様々な情報を取りまた解決策を探っている姿は衝撃的でした。おもに難治性のがんの患者さんが多かったと記憶していますが、本当にこれで問題が解決するのか半信半疑で診察室を出た患者さんに突撃インタビューまでしてしまいました。インタビューをした患者さんの返事は皆好意的で、とても助かっているという印象でした。これが生まれて初めて見たバイディジタルOリングテストの臨床でした。日本に帰国して改めて調べてみると国内で勉強できるところが久留米にあるとのこと、早速バイディジタルOリングテスト医学会に入会しました。
バイディジタルOリングテストは興味深いものでしたが、簡単そうに見える手技も実践で役立つものにするには道が遠く感じました。加えて診断に時間がかかるのが難点で、自分の臨床現場に応用するのは難しいかもしれないと少々落ち込んでしまいました。しかし手指の筋力の変化で見えないものが見えてしまう世界はとても魅力的に感じて、何とかこの世界に私も参加したいと思ったものです。
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波動医学との邂逅
ある日本屋で医学関係の書籍を立ち読みしていた時のこと、一般向けの本なので普段なら振り向きもしないものに妙に興味を惹かれました。「ドイツ振動医学が生んだ新しい波動健康法」という本で、「波動」という言葉にピンと来たので購入して一気に読みました。直観的にバイディジタルOリングテストは波動を診ているのではないか、また従来東洋医学で言われる気とは波動エネルギーと解釈して、経絡経穴は波動エネルギーが流れたり出入りしたりしている場所ではないか、と感じました。そこでドイツ振動医学が扱っている波動発生器の講習会に出席し機器を購入して実践しようとしました。様々な周波数を出せる機器は興味深く、それが疾病や未病を感知する理論にも惹かれました。
ところがそれを検知するにはダウジングという手法を使わなくてはいけません。一見簡単に見える手法ですが、使い手の微妙な検知能力が必要ですのですぐに信頼できる結果が得られませんでした。バィディジタルOリングテストを実践した時と同じような壁でした。結局これは自分自身の「気の流れ」が悪いのではないか、と思い始めいくつかの気功や関連の技術の習得に努めました。それにより約1年半かかりましたがようやく自分のダウジングやバイディジタルOリングテストが実践で使える程度に向上しました。またより簡略な波動検出法として他のキネシオロジーや古典的なペンデュラムを用いたダウジングも経験して「消極的精神的ラジエステティック」と「積極的精神的ラジエステティック」を使い分けられるようになりました。
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振動医学の核心は波動
現在は上記の知識や技術を様々に組み合わせて診療をしていますが、一環して言えるのは病気が快復したり健康を取り戻したりするためにはそれにまつわる様々な悪い波動を整えなければいけない、と言うことです。そのための波動検知の手段としてバイディジタルOリングテストやドイツ振動医学のダウジングがあり、すべての治療(西洋医学、東洋医学問わず)がその目的のために使われなければいけない、ということです。世の中には私の知らない治療法がまだまだたくさんあると思いますが、この原則は変わらないのではないか、と今では確信しています。